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「徳川埋蔵金」はなかった…?
午前中、金融機関さんを訪ねた。
ウチよりも以前に倒産したある会社の連帯保証人として、両親が担保提供していた土地の件…。
競売処理される件で、現状のことをいろいろ確認してきた。
ダメになる時は、短期間であらゆるものを一気に失っていくものだ。
ある…と思っていたものは、気づいた時にはなくなっているのだ。
周りから見ていると、どこかに隠している…と思われるようなものは、実はなくなっていたりする…。
自分は、こんな自分自身の体験から、「徳川幕府の埋蔵金」はなかった…と考えている。
「徳川埋蔵金」については、明治新政府が江戸城開城の際に、あると思っていた江戸幕府の金蔵が空だったことから、どこかに隠した…として探していたものだが、いろいろな説が出ながら未だにわからない伝説だ。
でも、自分はなかったんだと思う。
たくさんある時のイメージが強いので、どこかにあるはず…と思うのだが、実は使ってしまっていたりするのだ。
自分の会社もそうだったし、個人の持ち物についてもそうなのだから…。
「徳川幕府の埋蔵金」については、伝説としては興味深く、自分もこういう話は大好きなのだが、お金はなくなる時には一気になくなってしまうもの。
自分達で使うだけでなく、ある時には不思議とそこにいろいろな話がくるものだし、周りからも頼られるものだ。
今、倒産していく会社の多くもそうだと思うし、国にしてもそうだと思う。
実はない…。
もう、なくなっている。
おそらくいろいろな所で、現実はそうなのだと思うのだが…。
(2009年2月2日発信)