THE 倒産!


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連帯保証人…。

今日は司法書士の先生と金融機関へ…。
両親の持っていた土地を売却する手続きだ。
売却にあたり、抵当権を抹消してもらうのだが、この抵当権はウチの会社が倒産する以前に倒産した知人の会社の債務の担保になっていたものだ。
こうして他の会社の倒産の連帯保証人となっていた被害を抱えながら、自分の会社の倒産へと向かっていった流れがあった。
今さら振り返ってみても仕方がないことだが、過去に戻ってやり直せるとしたら…、と思ってしまうこともある。

 

土地売却代金はそのまま金融機関へ行くのだが、この代金をもって連帯保証していた債務が消えるのかと思ったらそうではないのだ。
この代金が金融機関へ入って、金融機関の貸付債務がこの金額だけ減った…というだけだ。
残額がしっかり残っている計算書をもらってきた。
こうして債務をできるだけ減らしていき、最後には自己破産をしないと、ずっと債務が残ってしまうことになるようだ。

 

しかし、この債務に関しては、自分たちの会社のものではないのが悔しい…。
この融資に関しては、5人の連帯保証人がいて、ウチの両親以外の3人はこの融資を受けた会社の役員だった。
この3人の会社の方が先に倒産してしまったので、3人に返済能力がないことから、ウチの両親が肩代わりした形になった。
でも、ウチの両親も返済不可能になって、今回の処置になっている。
最後まで残っていた人が、最終責任を全部かぶる…という感じだ。
先に倒産した3人の中には、自己破産していない人もいるようで、何とも納得できない部分もある。
この会社がダメになった時点で、肩代わりする形の話になってしまったので、ウチの両親がかぶる手続きになってしまい、そのまま今になっている。
まあ、であれば、連帯保証人にならなければよかった…ということに尽きるのだが、頼まれたことを断れなかった自分たちに責任があるということになる。

 

人生、ホントいろいろ…だ。

 

自分たちの会社の倒産処理に関することは、まだまだこれからなのだから頭が痛い…。

 

 

(2009年3月25日発信)


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