THE 倒産!


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いつか風が吹くとき…。

昨日の両親の実家の件で、自分自身精神的にとても楽になった。
何だか、ひっかかっていたことから解放された気分…。
会社資産の処理についてはまだやることがあるのだが、自分の中ではほぼ終わった感がある。
会社の本社事務所が先月売却されて、事務所内に残っている家具類について、新しい購入者から使用権利の要求があったりして、いろいろひっかかることがあったのだが、そんなことどうでも良くなった。
ネット等で調べてみれば、競売で物件を手に入れた購入者の権利は、土地建物の不動産を購入した訳で、中にある移動可能な動産については旧所有者に権利があるということが書かれているのだが、購入者が中の動産も含めて購入したのだ…と言うのであれば、特にもめるつもりもない。
欲しいというのであれば、差し上げよう…。
それでいい…。
そんな心境になった。

 

…もう、自分の中では終わったことになった。
早く、自分の気持ちを新しい自分のスタートに切り替えたい。

 

これから、債権者に対して会社からの最終配当をして、会社は清算処理をすることになる。
そして、残ってしまう債権額を会社の連帯保証人である経営者の自分と、創業者の両親が背負って自己破産する…。
それで、終了になる。

 

この自己破産については、人によっては賛否両論がある。
自己破産はする必要ない…と言う人もいる。
でも、自分はとにかく早くスッキリして、新たにやり直したいので、自己破産の選択で良いかと考えている。
個人の持ち物についての整理は済んでいるので、一度自分自身をすべて白紙に戻して、数年間はコツコツと生きて…。
やがて、時が来たときに、しっかりもう一度走りだせるように、勉強していきたい。
ありがたいことに、雇われる側となって勤務させてもらっている今の仕事では、ほんの2か月で管理職の仕事をさせてもらえるみたいで、しばらくは今の仕事をコツコツやっていこう…。
そして、自分がやれることをどんどんやっていこう。

 

いずれ、また風が吹く時が来るだろう…。
その時に、風に乗って飛ぶことができるように…。

 

 

(2009年9月9日発信)


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