THE 倒産!


data-ad-client="ca-pub-4024971683053743"
data-ad-slot="4307782515">



手を離れていった店舗のその後…。

今日は倒産処理に関して、ずっと手伝ってもらっている先生の所へ…。
今の仕事が終わってから、この先生の事務所へ行って来た。
毎月裁判所へ提出するお金の動きなのだが、先月はまるっきり動きはない。
会社に残っているお金を最終的に債権者に配分して会社を清算して終わりになるということなのだが、それをいつやるのか…。
すべては弁護士事務所に任せているのだが、後は指示を待っているだけだ。
ということで、今日はこの先生と様々な現状についての話をしてきた。
相変わらず世の中の中小企業は大変なようだ。
周辺で元気のいい企業についての話になったが、果たして本当に元気なのかどうか…?
自分自身もそうだったが、出店しているから業績が良いとは限らない。
周辺を見渡してみて、元気な企業が見当たらない…?

 

自分の手を離れて行った店舗の話になった。
現在、各企業で7店舗が営業を継続している。
民事再生の後なので、各店初期条件がほとんどなくなっている。
賃料、リース料、借入返済金といった部分が軽減されれば、充分利益確保はできる。
これは、当時自分が金融機関に説明し続けていたことなのだが、結局は金融機関は自分の要求には応えてくれなかった。
で、倒産処理という形をとって、この初期条件をないに等しいようにして、他企業の手に渡した。
それで、自分がやっていた頃より業績が上がればこの判断は良かったことになるだろうが、実際は売上実績は全店で激減していると思われる。
まあ、今更そんなことを口にしてみても仕方ないのだが、自分に継続してやらせてくれていれば…と考えることがある。
今日の話の中でも、そんな話題がチラっと出た…。

 

いろいろな体験をさせてもらって、もちろん自分の考えの中での“誤算”もあった。
しかし、こうして2年が過ぎて、自分自身も新しい生活が動いているので、過去のことをゆっくり振り返っている余裕はない。
今、こうして生活を続けていられることに感謝の気持ちを忘れず、1日1日前に進んで行こう…。

 

 

(2009年12月4日発信)


HOME プロフィール THE 倒産! Message お問い合わせ