THE 倒産!


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債権者の方に会った時…。

昨日の休日に昼食を食べに寄った焼肉屋さんで、知っている業者さんにバッタリ会ってしまった。
納品に来たところらしく、お互いに「あれ…?」という感じだった。
それでも、自分は昔とはまったく違ういでたちでその場にいたので、向こうは「あれ…?」と感じている間に自分がその場を去ってしまったと思うので、果たしてどう思ったやら…。
別に今となっては、昔の知人に会うことは何でもないのだが、この業者さんは債権者であり、倒産手続き時に会社に怒鳴り込んできた業者さんだ。
まあ、怒鳴り込んできたのは社長さんで、昨日バッタリ会ったのは従業員さんだが、それでも気付いた時にはドキッとする。
そういえば、つい先日も立ち寄ったラーメン屋さんで食器業者さんと会ったが、この食器業者さんは債権者ではないので、しばらく世間話をしたりした。
過去の付き合い方としては同じ業者さんでも、債権者かそうでないかという部分で、やはり自分の気持ちは大きく違う…。
同じ債権者でも、額の多い少ないでまったく違う。
ごく一部の業者さんを除いては、スポンサー会社が引き継いだ店舗で取引が続いていると思うので、自分自身ではできる限りのことはしたつもりなのだが、先方はどう思っているやら…。
申し訳ないのは、債権者の業者さんでも、スポンサー会社が取引を続けなかった業者さんだ。
スポンサー会社は、取引業者さんは絞っていく考えだったし、地元企業を中心に取引をしたので、遠方の業者さんは切られてしまった。
こうした債権者さんに対する気持ちは、依然として申し訳ない気持ちが強く、どこかで会っても気が引けてしまう…。

 

 

(2010年3月12日発信)


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