THE 倒産!


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現実に引き戻される…。

このところ、現実の世界の厳しさを感じることが相次いだ。
競売で買い手がつかずに、そのままになっていた店舗がついに売却された。
それも、驚くような安値で…。
そして、営業が引き継がれた過去の自分の店が連続して閉店した。
引き継がれた店舗が営業を続けているうちは、何となく気なって店の前を通ってみたりするのだが、いざ閉店した…と聞くと、寂しい気持ちが大きい。
そして、そして…、某金融機関から倒産した会社の代位弁済残高の通知が来た。
経営者として、会社債務の連帯保証人であるので、それを請求されるのは仕方がないことなのだが、自宅に通知が郵送されてくると、やはり心が痛む。
何しろ単位が「億」の額になるので…。

 

時間が経つにつれ、倒産という現実から離れて暮らす時間が長くなってくるのだが、実は自分が置かれている状況は変わっていないのだ。
倒産した会社の資産が残っているうちは、経営者である自分の破産手続きもできずにいたので、こうしていつまでも状況が変わらないでいる。
ここにきて、残っていた資産の売却が決まり、やっと最終処理になる…というところに来ている。

 

現実に引き戻される瞬間…。

 

 

(2010年6月29日 発信)


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