THE 倒産!


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いなくなった経営者さん…。

今日で8月が終わり…。
また今年も年末に向けての流れになっていく…。
以前の自分の会社の業務では、9月からは年末商品の取り組みが本格化していたので、どうしてもこの時期になると年末を意識する感覚になってしまう。
今はもうそんなことを意識しなくても良いのだが…。

 

先月、市内の飲食企業さんが倒産した。
市内では、知られている店舗で、自分たちも何度か利用したことがある店だったのだが…。
経営者さんも知っているし、倒産…ということを聞いて驚いた…。
で、先日耳にした話では、経営者の方が姿を消しているという。
負債額は、自分の会社と比べれば、約半分位らしいのだが…。
何でも、取引先の経営者さんが保証人になっているとかで、気になるところだ…。

 

自分は倒産したけど、今住んでいる場所に残って生きて行くことを選択した。
その場に残れば、つらいことはいろいろあるけれど、それでもこの地に残ろうと思った。
中小企業の経営者は、倒産すれば自己破産はまぬがれない。
すべてを失った時、周りの人からの視線が変わる。
経営者は、何だかんだといろいろな場面でチヤホヤされているもので、そうした周りの扱いが一変するのだ。
知っている人の接し方が変わるのは、何とも耐えられない…というのはよくわかる。
一からやり直すのであれば、知らない地へ移った方がやりやすい…という考え方も…。
でも、自分はこの地に残ることにした。
経営者で多くの収入を得ていようが、そこから転落して生活するのも大変な収入に激変しようが、自分自身は自分自身で何も変わらない。
転落してしまったのなら、もう一度ひっくり返せばいい…。
日々、一つ一つのことを一生懸命にやっていれば、必ず何とかなる…と、そう思っている。

 

 

(2010年8月31日 発信)


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