THE 倒産!


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55.振り返れることに感謝します

 

長々と振り返ってきた自分の“あの時”についてですが、いよいよ今日で最後になります。

 

人生は、本当に何が起こるかわからない…。
世の中には、自分よりもっともっと大変な境遇にいる人がたくさんいる…。
こうして、過去を振り返れるような時が来て、本当にありがたい…。

 

そんなことを思いながら、PCに向かって来ました。
11月に入ってから、毎日毎日…、早朝に起きて自分の出勤前にこのBlog更新することを心がけてきました。
仕事が休みの日には、ちょっとまとめて書き溜めたりもしましたが、最終的にはすべてその日の朝に、その時の思いを含めて更新していました。
2週間くらいで終わるかと思っていた内容は、今日の第55回まで、ほぼ2カ月間続きました。
朝、眠い目をこすりながら更新していたので、内容が変だったり、言葉遣いがおかしかったり、言葉足らずのことや、書こうと思っていて忘れてしまったこととか、とにかくいろいろとあったのですが、自分が群馬に戻って父親の会社を引き継いだ時から、民事再生申立をするまでの12年間を、時間を辿りながら通して思い出してみました。
以前から、いつかこうして時間をかけて、“あの時”のことを繋げて振り返ってみたいと思っていて、やっとそれができたことで、自分の気持ちも何だかスッキリした気分になっています。
今まで何をやるにしても、様々なことが断片的に蘇ってきて、いろいろな場面での“あの時”がひっかかってしまう感覚がありました。
こうして一度、しっかりと自分の中で整理して線を引きたいとずっと思っていたのです。
あの時にご迷惑をかけた多くの方々への申し訳ない気持ちは、忘れずにしっかりと持ちながら、これからの人生は、あの時のあの気持ちを糧として、自分なりにまた思い切って積極的に行動していけるようにしたいと考えています。
自分自身の何をもって「再起」という判断になるのかはわかりませんが、精神的にはこの今の段階で、今までの引きずってきた気持ちをしっかりと抱え直すことができ、新たな自分に生まれ変われるような気持ちでいます。

 

今日、2014年12月31日、水曜日…。
7年前、2007年の大晦日…。自分が会社の最期の瞬間を感じていたあの時から、7年という時間が過ぎました…。
確かにあの時、「いつか、この今の気持ちを振り返って思い出せる日が来るのだろうか…」と思っていた自分がいました。
今、こうしてあの時のことを思い返しながら、この間に過ぎて行った時間のことを考えています。
あの時…、あの時…と、思い起こせば様々な場面が蘇ってきます。
何が起ころうが、自分がどんな気持ちでいようが、時間は刻々と確実に過ぎて行きます。
今現在というこの瞬間は、その瞬間を過ぎればもうすでに過去の出来事に変わっているのです。
過去にとらわれず、未来を案ずることなく…、とは言いますが、自分の場合は、過去となった“あの時”のことを忘れ去ってしまうのではなく、しっかりと抱えて、それでもそれを重荷と思うのでなくこれから先、前へ進んで行こうと思っています。

 

明日になれば、新しい2015年が始まります。
今、自分は、来年からまた新たな、新しい自分自身がスタートすると感じています。
来年からは、新しいことにもどんどん挑戦していきたいと思っています。

 

 

ここまで、この長い自分の振り返りを読んできてくださった皆様…。
本当にありがとうございました。

 

どんなことがあろうが、何が起ころうが、自分自身が生きてさえいれば、必ずいつか振り返れる日が来る…と、今改めてそう実感しています。

 

すべての出来事が、自分の人生という物語の1ページ1ページになる…。
誰でも皆、1日1日…、1つ1つの様々な出来事を積み重ねながら生きていく…。
だから、すべての出来事をしっかりと受け止めて前へ進んで行こう…。
やがて誰にでも、終わりの時はやって来るのだから、それまでは自分の物語を自分で終わらせることなく前へ前へと進んで行こう…。

 

それが、今自分が思っていることです。

 

 

 

2014年の終わりの日に…。
感謝の気持ちを込めて…。

 

 

 

 

『あの時、何が起こっていたのか…?』

 

 

 

-終-

 

 

(2014年12月31日発信)


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