THE 倒産!


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市役所のいい人…。

市役所に児童手当の申請に行く。
子供の人数と、収入とを検討して、市で手当を出してくれるのだが、以前の自分は特にもらおうとは思ってなかったが、現在は頂かないと深刻なのだ。
4人の子供を持つ自分だが、去年までの収入がある程度あったので、あまり多くの額はもらえない。
それでも、もらえるのともらえないのとでは大きな差だ。
この手当は1年に何回かに分けて支払われるのだが、こういう状況になってしまっている自分は銀行口座が使えないので、その都度市役所に申請にいかないともらえない。
前回、2月にも申請に行ったが、その時に自分を担当した人にその時の状況を詳しく説明していた。
今回も窓口に行くと、その人がいた…。
自分に気づくと、周りの人に気を使いながら近づいてきて、他の人に聞かれないような小声で周りを気にしながら…、「銀行は使えるようになりましたか?」と聞いてきた。
自分は別に他の人に聞かれようが聞かれまいが気にならないので、「いえ、まだ口座は作れません…」と、普通の声で受け答えした。
どうも、自分の現在の状況を気にしてくれていて、周りの人に聞かれなようにしてくれているのだ。
大柄な男性なのだが、背中を丸めて周りを気にしながら自分の耳元に近づいて小声で話すその姿…。
こんな所でも気を使ってもらって、ありがたい…。
前回と同じように、現在の自分の状況を申立書という形で書いてきた。
何だかんだ言っても、たくましく生き抜いていかないといけない。

 

 

(2008年5月19日発信)


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