THE 倒産!


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娘の七五三

ウチの一番下の娘が3歳で、今年七五三…。
上の子供たちと違うのは、父親の環境が変わってしまって、なかなかお祝い事の予定が組めないこと。
それでも、今の仕事の合間に写真を撮って、食事にも行ってきた。
自分の両親と、東京の両親…、そしてせっかくなので自分の弟家族も呼んでの食事会。
去年の大騒動から1年が経って、自分の生活はちょっとは落ち着いてきているので、そんな時期だからこその食事会だ。
まあ、まだ自宅の問題や、会社の最終処理の問題は片付いてないし、今の引き継がれた会社の業務もあれこれドタバタしているのだが、それでも前に比べれば良い。
で、食事会…。
市内の料理屋さんを予約して、みんなで行ってきたのだが、ここのご主人が自分のことを「社長…」と呼ぶ。
創業者だった自分の父親のことも知っているので、食事中に挨拶に来られて「社長、社長…」と言われてちょっと困った。
まあ、それを否定して細かい説明をするのも面倒くさいし、先方も知らない訳ではないだろうし、呼び方だけの問題で相手が気にするかとも思うのでそのままにしていた。
ウチの子供たちが、「パパが社長じゃなくなったの知らないのかね…」と言っていたが、子供たちもいろいろ感じながら過ごしているのだと思う。
今でも前の自分の店の前を通ると3歳の娘でさえ、「…まえ、パパのおみせだったんだよね。かわっちゃったんだよね…」と言うことがある。
子供たちのこうしたちょっとした発言を耳にした時に、改めてどう思っているんだろう…と思う。
自分はこうしたことに関して、努めて明るく楽しく話すようにしているが、子供たちが社会人になる時にはちゃんと説明したいと考えている。
多くの方にご迷惑をかけて、多くの方のご理解、ご協力で、その後も大きな変わりなく過ごせていることは、いつかは知っておかないと…。

 

とにかく、無事七五三のお祝いができた。

 

 

(2008年11月9日発信)


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