THE 倒産!


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創業記念日に届いた書類

今日、11月19日は、前の会社の創業記念日だ。
今さら、前の会社の創業記念日がどうとかこうとか言っても仕方ないのだが、そんな創業記念日の今日…、会社資産の競売手続き開始決定の通知が来た…ようだ。
…ようだ、と言うのは、自分はまだこの書類を見ていない。
前の会社本社建物の一角で現在も営業している元社員の店にこの通知が来たのだそうだ。
元社員の彼は、自分の会社が民事再生する数ヶ月前に独立して、この本社建物一角のスペースで起業したのだ。
このスペースは、自分の会社が貸す形で契約書を作ってある。
民事再生後も、このスペースはそのまま営業を続けていた。
今回の競売開始決定で、誰かが落札した場合、元社員の会社はどうなるのだろうか?
何とか営業が継続できるように…と思っているのだが、何ともわからない。
最終的には担保権が優先されるということらしいので、落札先の意思になるようだ。
元社員の彼は結婚したばかり、何とかならないか…と思っている。

 

しかし、創業記念日…。
創業者である父親が店を始めたのは、自分が高校1年生の時だ。
学校が終わって、自転車で店へ行き、手伝ったのをよく覚えている。
開店後数日間は深夜まで仕込みを手伝っていた。
あれが1981年…。
何だかんだ、いろいろあって創業26年目でその歴史は終わり、そしてまた1年が過ぎた…。

 

 

(2008年11月19日発信)


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