介護生活 119番!


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「ショートステイ」から、「有料老人ホーム」へ…。

自分が管理者をさせてもらっている「ショートステイ」施設が、8月から「有料老人ホーム」に切り替わることになる。
短期利用の施設より、入所型の施設の方が、入所者が確保できれば経営的には安定する。
会社の「デイサービス」がすぐ近くにあるので、日中は「デイサービス」を利用してもらうことで、セットで効果的に利用してもらおうという考えなのだが、その入所者さんの募集が始まった。
これまで、ロングや定期的に利用してもらっている利用者さんの家族に案内を始めたのだが、最初に入所が決まったのが96歳のおばあちゃん…。
このおばあちゃんは、訳あって長く施設を使ってもらっているのだが、最近の主治医の診察で「ターミナルケア」についての説明がされた。
「ターミナルケア」とは、終末期における介護のことになるが、どうやらこのおばあちゃんはそう長くない状態になっていて、家族の希望はこの施設において最期を看取ってもらいたい…とのことのようだ。
今後、容態は徐々に「死」に向かっていくということだが、主治医と施設と家族との間で連携を取って、最期の時を迎える…とのことだ。
施設の形態が切り替わることで、今後は、こうした入所者さんとの付き合い方が中心になっていくのかもしれない。

 

が、問題は、8月までは現状の「ショートステイ」のスタイルでの営業が続いているので、職員体制が整わない。
現在の「ショートステイ」の営業を続けながら、現実問題としてどう対応していこうか…ということで、困る部分が出てきている。
現在は、できる限りのことをしながら、状況を見て対応していくしかないのだが、自分自身が人の「最期の時」に接したことがないので、不安も多々ある。
ということなので、とりあえずは主治医の携帯番号を登録しておこう…。

 

まあ、今後はこうして緊急時の医療関係の連絡先が携帯電話の登録に増えていくのだろうが、お医者さんにもいろいろな方がいるので、実に興味深い…。
いろいろと観察させてもらって、紹介できれば…と思っている。

 

 

(2010年5月14日 発信)


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