介護生活 119番!


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認知症の進行…。

今日は仕事が休み…で、車のタイヤをスタッドレスに履き替えた。
ここの所寒かったので、そろそろ雪が来るか…、と思って…。
そしたら、今夜は雪が降るかも…と、天気予報で言っていた。
何というタイミング!
会社経営もこんなように行っていたら、こんなことにならずに済んだのに…、なんて今こうして普通に生活していること自体、いろいろなことが良いタイミングで手が打てたからなのかとも思うが…。

 

さて、認知症の父親の症状が進んでいる。
今の仕事の関係で、多くの認知症の高齢者と接しているが、今まではウチの父親の症状は、まだまだごく軽い段階でそう深刻には感じていなかった。
が、最近になり、その状態がかなり変わってきた。
以前の父親を知っている人が見れば、驚くだろう。
認知症は、徐々に症状が進行していく訳で、治療はその進行を遅らせることくらいしかできない。
治療して、治ることはない…。
極端に悪くはならないけれど、劇的に改善することもない…。
徐々にいろいろなことができなくなるし、いろいろなことを忘れていく…。

 

果たして今、創業した会社のことを覚えているのだろうか…。
会社を引き継いだ息子である自分が会社を倒産処理したが、どこまでわかっているのだろう…。

 

このことが、かなり精神的なストレスになったことは間違いない。
父親が認知症になった…ということが、倒産後の自分の再出発の仕事選択に影響を与え、今の自分がある。
父親の介護は母親がしているが、今後いろいろと考えていかないといけないだろう。

 

 

(2010年12月9日発信)


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