介護生活 119番!


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認知症の方々…。

急激に認知症の症状が進行しているおじいちゃんがいる。
ごはんの食べ方や、トイレの使い方がわからなくなっている。
食欲や、便意、尿意はあるのだが、それがうまくできない…。
「お腹がすいた…」と言っていながら、目の前にある食事をどう食べて良いのかわからないみたいなのだ。
トイレでも、便器に座らせたので安心…と思っていると、わざわざ立ち上がって便器の外に排泄してしまう…。
トイレの個室からなかなか出てこない…と思って見てみると、便器の外を汚した上に、壁に向かって顔面を壁にぶつけたまま歩いていた…。
毎日、次々に驚くようなことをやらかしてしまう…。
こんなおじいちゃんを見ながら、同じく認知症のおばあちゃんが、「ボケたくはないわねぇ…」「私もボケたらどうしよう…」と言っている。
このおばあちゃんもかなり問題があるのだが、自分ではまったくわかっていない…。
こんな話をした後に、自分が「じゃあ、帰りますので…。おやすみなさい…」と言って帰宅する時、「よいお年を…」と手を振っていた…。
このおばあちゃんにとっては、いまだ毎日が年末なのだ…。

 

とにかく、老人ホームに入所している方々は、徐々に衰えていくのが現実だ。

 

 

(2011年1月18日発信)


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