介護生活 119番!


data-ad-client="ca-pub-4024971683053743"
data-ad-slot="4307782515">



困った姿は、何処へ…?

職員に対する暴力と、危険行動でこまっているおじいちゃんを精神科の病院へ連れて行った。
お世話になっている脳外科の先生に相談したところ、精神科の病院を紹介してくれたのだが、さてどのように対処しようか…ということを相談してきた。
最近は認知症状が一気に進んで、言ってることが支離滅裂でめちゃくちゃだったおじいちゃんなのだが、いざ精神科の病院へ行くと、これがまた不思議なことに言ってることのつじつまがあっている。
受診時に先生が「長谷川式」の認知症テストをしたが、これも結構ちゃんと合っているのだ…。
これまでの言動とまったく違う!
不思議だった…。
今までの姿が演技だったんじゃないか?…と思えるようなおじいちゃん。
病院へ行くのも大騒ぎで、抵抗して「絶対に行かねぇ…!」とろれつのまわらないおじいちゃんを、なだめ、すかし、おじちゃんの興味のある話でごまかしながら病院へ連れて行ったのだが、このあれこれと話していた話が悪かった(?)のかも…。
昔の仕事の話とか、好きだったことの話とか、しているうちに頭がハッキリしちゃったみたいな…。
とにかく、いつものおじいちゃんとはまったく違う“好いおじいちゃん”に…。
一応、普段の困ったときのおじいちゃんの話をして、その時用の薬を出してもらったが…。

 

施設に戻って、夕方にはまた訳のわからないことを言って、バトミントンのラケットを手にろれつのまわらない口調で「ドブさらいに行ってくる!」と騒いでいる…。
この姿を病院で見てもらいたかったのだが…。

 

 

(2011年1月21日発信)


HOME プロフィール THE 倒産! Message お問い合わせ