介護生活 119番!


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裁判所に呼ばれているが…。

仕事で、多くの認知症高齢者の方々と接するようになって、いろいろと感じることがあるのだが、実生活の中では実家に住む自分の父親の認知症状が進行している。
以前の父親を知る人が見れば驚くと思うのだが、今はほとんど会話ができない。
こちら側が話していることは、いくらかわかるようなのだが、自分で発する言葉はなかなか聞き取れない。
歩行も、認知症者特有の小刻み歩行になっていて、不安定だ。
去年までは車を運転していたのに、この1年位で一気に症状が進んでしまったように感じる。
認知症に効くと言われている薬が、本人の体質に合わないようで、何度か服用に挑戦したのだが、体調を著しく悪化させてしまうので、服用をやめたこともあるのかもしれない。
自分が会社を倒産処理する何年か前から、認知症の診断は受けていたのだが、やはり実際に倒産後の個人資産処理などにおいて、精神的ストレスが高まったことも進行の原因になっているのだろうと思う。
この状態になっている本人に対しても、管財人弁護士や裁判所からはいろいろな書類提出を求められる。
本人は何もできないのだが…。
結局は、自分や自分の母親が処理をしているのだが…。
来月、裁判所に呼ばれているのだが、この状態の父親は連れていけないだろう…。

 

 

(2011年5月30日発信)


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