介護生活 119番!


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すごいことだ…。

すごいなぁ…、と思う。
日々、老人ホームの中で起こる出来事は、あまりにも“劇的”で…。
人間関係の問題もあるし、病気による問題もある…、そこにいる人たちは皆人生の終盤を迎えている方々で、それぞれの人生はまたいろいろなことを背負っている。
そんな中で、毎日仕事をさせてもらっているので、日々起こる出来事が何とも刺激的で、すごい…。
今日は、80歳を過ぎたおばあちゃん同士の争いが…。
しかも、お互いに相手の行動が気になって仕方がないらしく、ひとつひとつの行動に対して嫌味を言う。
お互いに、認知症だ…。
夜には、やはり認知症で徘徊のひどいおじいちゃんを間に挟んで、「あの女がちょっかい出そうとしている!気を付けて!」とかお互いに言い合っている。
間に挟まれたおじいちゃんは、ひどい認知症なのでまったくちんぷんかんぷん…。
まあ、こんなことが毎日起こるのだ…。
一人一人の方が個性的で、やはり長い人生を生きてきた人は、積み重ねた時間の分だけの何かを持っている…、そんなことを感じる。
一人一人が、それぞれ主役として物語が成立する…。
そんな雰囲気がある。

 

考えてみれば、生命が生まれること自体がすごいことで、その後また生きていく中ではあらゆる危険がある中を生き抜いてきている訳だ。
しかも、皆さん80年、90年も…。
日本が一番大変だった時代を乗り越えてきているのだから…。

 

そんな視点で見るようにしていくと、ホントすごいなぁ…と感じる。

 

 

(2011年6月2日発信)


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