介護生活 119番!


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眼科へ付き添い…。

良い天気で、暑い日になった…。
今日は、デイサービスで近くの公園に外出行事。
月に1度は外出行事をしよう…ということで、計画を立てているが、今月は、今週に…。
今日から毎日、利用者さんを何人かずつ近くの公園へ連れて行く。
今日は、まさかこんなに暑い日になるとは思わなかったので、暑さ対策不足だった。
そして、車から降りる場所に、露店が並んでいて、認知症のおばあちゃんが「大判焼きを買ってきます…」と買いに行っちゃって、これを止めるのに大騒ぎだった。

 

それと、今日は老人ホームに住むおばあちゃんを連れて眼科へ…。
今月末に白内障の手術をすることになっているおばあちゃんなのだが、家族対応を自分が任されている。
このおばあちゃんは、90歳なのだが実にしっかりしている。
認知症状はまったくない…。
病院の待合室で周りにいる患者さんにどんどん話しかける。
しかも!
歳を聞かれるとサバを読むのだ。
わざとだ…。
話をしていた人に、「80歳にしては、若いですねぇ…」なんて付き添いでいた自分が言われた。
「えっ…?」と思って、後で本人に確認してみると、「歳を聞くなんて失礼だから、ウソを言ってやったのさ…」だって…。
自分から話しかけて話していたのに、その人がおばあちゃんに歳を聞いたのが気に入らなかったようだ…。

 

今日はこの手術をする眼科で、手術前の説明会だった。
白内障についての病気の説明と、手術方法についてが説明された。
月末の同じ日に手術を受ける何名かの人が同時に説明の講義を聞くのだが、さすがに白内障だけに皆さん高齢の方だ。
で、説明している看護婦さんに次々に質問やら、発言やらするのだが、これが実に面白い…。
高齢の方の特徴だが、皆さん自分勝手な発言をして、話が前に進まないのだ。
そんな中でも、自分が付添いで行ったおばあちゃんが、圧倒的に高齢…。
説明している看護婦さんを無視して、隣の人に「あなたは若そうだけど、白内障ですか?」なんて話しかける…。
「私は、若くなんてないですよ…」と答える隣の人に、「いくつですか?」なんて聞いている。
さっき、歳を聞かれて怒っていたのに、ハッキリ自分から聞いているのだから…。
「74歳です…」と答えた隣の人に、「若いなぁ!」なんて大きな声で話している。
看護婦さんの説明中なのにだ…。
そうかと思うと、別の男性の方が、手術後にどんな状態を希望するかで、手術で選択する水晶体のレンズが変わる…という説明に対して、何度も何度も質問する。
その都度、看護婦さんが説明するのだが、まったく理解できないようで、ちょっと時間が経つとまた同じ質問を繰り返す…。
「あ〜あ〜、なるほど…」なんて、納得したかと思うと、またちょっとすると同じ質問が飛び出す!
説明内容が変わって、別の看護婦さんになったり、手術を担当する先生が挨拶したりと、前に立つ説明者が変わる度に、同じ質問を繰り返していた…。
説明している人にとっては困ると思うが、見ているこっちにしてみると、コントのようで可笑しくて仕方がなかった。

 

でもまあ、白内障についてもいろいろ勉強になったし、日々勉強になることは多いし、起こる出来事は面白いし…。

 

 

(2011年6月6日発信)


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