倒産社長!再起への「道」!!


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自分の子供時代と、何が違うのか…?

もうすぐ子供たちは夏休み…。
自分の子供時代を考えると、この時期はもういてもたってもいられないもの…。
長い夏休み期間を考えると、楽しそうなことばかりで、1日1日指折り数えていたものだ。
で、今の子供たちはどうなのだろう?
ウチの子供を見る限り、そんなにドキドキワクワク感を醸し出す雰囲気もないし、何だか冷静で面白くない。
何を楽しみにしているようでもなく、小4の双子に聞けば、「高校野球を見る…」と、親父風な答えが返って来た。
自分の子供時代とは、何かが違う…、そんな感じがする。

 

で、先日職場の施設の玄関先で、クワガタを発見した。
最初に見つけた職員さんが、「子供に持って行ってあげれば…、喜ぶでしょう…」と、自分に教えてくれたのだが、ウチの子供たちは果たして喜ぶのだろうか…?と思っていた。
自分の子供時代を考えてみれば、毎日カブトムシを採りに行って、夏の間に友達の誰よりもたくさんのカブトムシを飼育したい…と考えていた。
ウチの子はどうなんだ?
カブトやクワガタには、喜ばないんじゃないか?…そんなことを考えた。
とりあえず、空き容器に入れて家に持って帰って来て、子供たちに見せると…、小4の双子と、4歳の娘が、…思いがけず、大興奮!
4歳の娘なんて目を輝かせて、「パパがカブト採ってきた〜!」って、大声を上げた。
小4の双子も、「ノコギリクワガタだ〜!」って、喜んでいる。
中1の長女は、もうさすがに喜ばなかったが、そんな子供たちの姿を見て、「…何だ、自分の頃と同じだ」と思った。
ウチの子供たちは喜ばないだろう…、と思った自分の考えの方が間違っていたのだ。
喜ばないだろう…、というのは、明らかに今の自分の気持ちのことなのだ。
今の子供たちは違う…、と多くの人がよく口にするが、それはそう考えている大人の方の思いこみなのかもしれない。
今の子供の遊びが昔の遊びと違っているのは、昔の遊びを教えてあげないからのような気がした。

 

子供が変わったのではなくて、子供を見る大人が変わったのだ…、きっと…。

 

 

(2010年7月13日 発信)


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