倒産社長!再起への「道」!!


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「私の高校時代…。」その4

ボクシングジムへ行った自分の動きを見て、「ウチの学校へ練習に来い」と言った隣の学校のボクシング部の先生…。
学校は違うのだが、在籍している学校にも連絡しておくので、その先生のいる学校の部活へ練習に来るように…、と言うのだ。しかも、自分の自宅の住所を聞いて両親に会いたい…、と言い出した。
後日、自宅へウチの両親を訪ねて来たこの先生は、ボクシングというスポーツに関しての説明をして、本格的に選手としてこの先生のいる学校の練習に預けて欲しい…、という話をしたようだった。
どうやら自分に何かしらの可能性を感じたようなのだが、自分は何だか訳が分からず、言われるままに週に何度か隣の学校のボクシング部の練習に参加するようになり、6月にはこの学校の合宿所で行われたボクシング部の強化合宿にも参加したのだった。
こうして、自分の通っている学校でなく、隣の学校のボクシング部で活動するという生活が始まった。
2年後の1983年に地元での国体が予定されていた県では、各競技それぞれ力を入れていて、ボクシングも国内の有名選手を招いた練習会が度々行われていて、自分もそこへ参加したり、国体の強化指定選手候補になったりと、学校とは別の場所で動くことが多くなっていった。
この強化指定選手の選出にあたっては、在籍する学校にボクシング部がないことから揉めている…とかいう話を聞いたりしたが、最終的にはどういうことになったのかわからない。
当時、自分が書いていた日記を見ると、自分の学校の先生が隣の学校のボクシング部に抗議をしたようなことが書いてあった。この時の模様を自分は「生徒がやりたいと言っている夢を阻止しようとしている…」と、自分の学校の先生に対しての憤りを日記に記している。
とにかく自分は、朝走ったり、シャドーボクシングをしたり…と、家でもボクシングのことを考えての生活をするようになっていった。
高校で活躍して、やがてはプロとなって世界チャンピオンを目指したい…、とそんな夢を抱いて純粋にボクシングの練習に明け暮れていた。

 

そんなある日、6月の半ばだったと思うが、中学時代の友人がTVの「ものまね番組」で優勝するという自分にとって衝撃的な出来事が起こった。
自分よりも先にTVで目立った友人の出現に、にわかにライバル心が湧き上がり、持ち前の「秘めた負けず嫌い心」に火が付き、自分もTVで目立ちたい!と強く思うようになったのだった。

 

 

(2015年11月5日発信)


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