THE 倒産！

ここにきて、何だか寒い…。
今日も寒かった…。
一気に春かと思っていたが、なかなかそうもいかない。
暖かければ、異常気象だ…と言い、寒ければ寒い！と文句を言いたくなる。
ホント、自分たち人間は自分勝手だ。

で、そんな寒かった今日…。
強風のグランドで、子供たちの野球の試合…。
先週、ウチの娘のミスで大苦戦して何とか勝ちあがったチームだが、今日の相手は前回大会準優勝で県大会に出場したチーム。
不安いっぱいだったが、今日は何だが最初から得点を重ねて、何とコールド勝ち！
子供たちの野球は、ほんと小さなことで流れが変わる。
ちょっとしたことで勢いがついてワンサイドゲームになるし、その逆にもなる。
ウチの娘の所へはボールが飛んで来なくて一安心だった。
明日の試合で勝てば県大会出場が決まる。

実は去年の暮れに、このチームを辞めようとしていた。
自宅の競売のことがあり、引っ越しを考えていたので、春からは子供たちを転校させようと思っていた。
いなくなってしまうウチの子供たちを除いた新チームで早く動き始めた方がいいと思って、去年の野球部の忘年会で、監督とコーチにその話をした。
その時に、監督とコーチが「学校にいる3月の大会にまでは一緒に出場させてやって欲しい。転校するのであれば、3月の大会で勝って送り出したい。こんなこと言って勝てないかもしれないけど、ずっと一緒にやってきたメンバーで、最後までやらせてあげたい…」と、涙ながらに語っていたのと、子供が「県大会に行ってみたかった…」と言ったので、この春の今大会までは残ることにした。

その後、市の教育委員会との話で、新学年になった春以降に引っ越すのであれば1年間は前の学校に通っても良い…と言ってもらって、あと1年間はそのまま残れることになった。
この後の自宅競売入札に、妻の両親が競売参加してくれるということで、この自宅が残せればこのまま今の学校に残れることになる。
野球部も辞めなくてすむのだが…。

…まあ、それは、神のみぞ知ること。

「野球の神様」という言葉を野球選手はみんな口にする。
野球に限らず、日常のあらゆる所には神がいるものと考える。
芝居をやっていた時には、「芝居の神様」とよく言っていた。

神様は、その人の普段の行動を見ていて、本当に頑張っている人のところに降りて来てくれるもの…。

何度も何度もダメなことがあったとしても、あきらめずに頑張って、頑張っていれば、その頑張りはいつか必ず報われるもの…。

…これから、どうなっていくのか。

どんなことが起ころうと「受け止めて」…、前へ進んでいくように頑張ろう。

（2009年3月28日発信）