THE 倒産!


data-ad-client="ca-pub-4024971683053743"
data-ad-slot="4307782515">



残念無念の競売結果

う〜む。…こういうことも考えてはいたが、いざ現実のこととなると、何とも残念だ。

 

2年前に民事再生申立による倒産手続きを始め、会社資産と連帯保証人である自分と両親の個人資産を売却してきたが、まだ残っている土地と建物…。
順次、動いていく競売手続きで、会社の本社事務所と両親自宅前の駐車場の競売開札が今日あった。
駐車場には、自分の叔父さんが入札していたのだが…。

 

ネットで確認した開札結果を見ると、売却が決まった。
しかも、売却先は「法人」となっていた。
叔父さんの入札額を上回る額での入札があった…。

 

競売となっている以上、1円でも多い入札額を出した所が押さえるのは仕方がないこと。
でも、まさかこの額はないだろう…と思っていた。
本社事務所の建物にしても、建物前の駐車場は借地だし、建物裏の土地は別件で競売になっているし、非常に使いづらくなってるので、なかなか手を出しづらい物件だろうと思っていた。

 

これまで、会社としての資産が残っているので、会社は存続したまま自分が代表取締役として名前だけ残っていた。
本社事務所には、まだ家具類が残っているので、行けば以前のように“自分の居場所”があった。
…これがいよいよなくなることになる。
いずれはこうなることは覚悟していたし、こうならないと最終処理がいつまでたってもできないので、こうなることが良いことなのだが…、心情的には何とも複雑な心境だ。

 

この数日、どうも自分を取り巻く“流れ”が微妙に悪いような感じがしていた。
こういう時は、あまり動きたくなくてじっと今の仕事の行き来だけにしていたが、この件に関して心の中で考えていた残念な結果が現実になってしまった。
入札した叔父さんには、いろいろと相談にのっていただけに申し訳ない思いだ。

 

以前、自分の自宅競売の時には、実際に裁判所へ開札結果を見に行ったが、今回は行かなかった。
自宅の時に思うような展開で結果が出たので、競売というものを甘く見ていたかもしれない。

 

…この後、更に自分に関わる競売が続く。
両親の自宅、本社建物裏の駐車場、創業店舗…。
この中で、何らかの動きをするべきかどうか…。

 

もう一度、いろいろと考えてみようと思う。

 

 

(2009年7月28日発信)


HOME プロフィール THE 倒産! Message お問い合わせ