THE 倒産!


data-ad-client="ca-pub-4024971683053743"
data-ad-slot="4307782515">



「終わり方」の選択肢…。

今日の午後、話をさせて頂いてきた。
集まっていたのは、中小企業診断士の方々…。
自分の倒産体験について話をした。
倒産手続きにおいて、指導して頂いた方からの依頼だったが、自分のこれまでのことを振り返る意味でも、良い機会だと思ったので…。

 

話した内容は、このブログのどこかしらに書かれていること。
このブログも、もう2年半になるのだ…。

 

自分の倒産に至るまでの経緯と、倒産後のことについて、1時間半位話をして、その後30分程質疑応答の時間があり、約2時間…。
人前でこれだけ話すのは、本当に久しぶりのことで、疲れた…。

 

自分が言いたかったことは、「終わり方」について…。
今、老人介護施設の仕事をしていて、高齢者に接しながら感じることなのだが、人間は必ず「死」の時を迎える。
「終わる時」がくるのだ。
これは、何においても、すべてのことにおいてそうなのだと思う。
永遠に続けられることはないのだ。
会社においてもそうで、「終わり方」についてを具体的に提案できるアドバイザーの存在があれば…と感じるのだ。
もちろん、企業再生の現場においては、何とかして再生すべく、最後の最後まであきらめずに取り組むべきだとは思うが、最後の最後まであきらめずに粘り続けることが、関係する方々の悲しみや迷惑を大きくしていくこともあると思うのだ。
どんなにあきらめずに最後まで戦っても、「終わりの時」がくることはあると思うのだ。
結果、もっと早くに「終わり方」を考えて手を打っていたとしたら、もっと別の方法があったかもしれないのに、最後の最後まであきらめずに頑張って…、神風が吹くのを信じて…、どうにもならなくなってしまうこと…。
先の戦争の結末のように…。

 

「終わり方」について…。
ちょっとうまく説明できないのだが、自分はそんな「終わり方」の選択肢を早い段階で意識することができたので、今があると思っている。

 

う〜ん。いずれ、もうちょっとわかるようにここで書きたいと思うが、そんなことが言いたかったのだが…。

 

 

(2010年5月29日発信)


HOME プロフィール THE 倒産! Message お問い合わせ