介護生活 119番!


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今日来るはずだったおじいちゃん…。

今日から宿泊の予約が入っていたおじいちゃんが、一昨日亡くなった。
一週間おきに月に2度、週末に泊まりに来るおじいちゃん…。
施設から車で30分以上かかる場所に住んでいて、送迎の車の中で、シートベルトを体に巻き付けて動けなくなったり、車イスからずり落ちたり、荷物を袋から出しちゃったり、いつも何かしら起こすおじいちゃんだった…。
送迎の時間が長いというのは、二人でいる時間が長いということで、いろいろな場面が印象に残っている。
…この仕事を始めて、来月でちょうど1年になる。
関わった方が亡くなっていく…ということにも、慣れてきている。
人は誰も最期の時が来るものだ…。
でも、いざ知っている方が亡くなったという知らせを受けると、やはりショックだ。
今、自分が管理者をやらせてもらっている施設は「ショートステイ」で、日々いろいろな方が入ったり、出たりしている。
この入ったり、出たりがドタバタするのだが、実はこの「ショートステイ」を「住宅型有料老人ホーム」に変えることを会社が決めた。
8月に切り替えるということだが、そうなると利用者さんが一変することになる。
今の「ショートステイ」は、日々いろいろな利用者さんと会ったり、別れたりするのだが、これが「有料老人ホーム」になると、そこに住む固定された利用者さんと、じっくり深く付き合うようになる…。
まあ、そうなってみるとどうなのか…というのは、やってみないとわからないので何とも言えないが、何であれどうであれ、楽しみながらやっていこうと思っている。

 

 

(2010年5月8日 発信)


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