介護生活 119番!


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認知症介護は、格闘技の駆け引きと同じ…?

老人ホームの仕事をしていて、苦労するのが認知症の方…。
その症状は様々で、深夜徘徊や放尿、中には暴力行為をやらかす方もいる。
症状がひどくなってくると、専門病院で薬を求めたり、別の専門施設に移してほしい…という職員からの要望が出る。
あまりにどうにもならなくなったら、そうしたことも仕方がないのだろうが、自分としてはどこまで対応できるだろうか…?ということに興味もある。
何を言っても通じないような不穏状態の方が、ちょっとしたきっかけでおだやかになったりすることがある。
何が効いたのだろう…?と、そうしたことをあれこれと試してみたり…。

 

自分は高校時代にボクシングをやっていたのだが、そんな格闘技などの1対1の競技のかけひきにも似ている…。
強い相手と対した時、いろいろなことを考えながら攻めていく…。
あの手、この手を繰り出して、どれが効果的か考えながら…。
もちろん、どんな手も効かない時もある。
格闘技などでは、そういう時は「負け」なのだが、でも、あれこれと考えながら、これがダメなら次はコレ…という感じで、対応していくと、結構何とかなったりすることがある…。
とりあえず、自分は今利用してくださってる方々に対しては、どんな状態になっていたとしても、何とかなるようなそんな気がしているのだが…。
押したり、引いたり…、時にはフェイントをかけてみたり…、そうこうして対応していると、何とかなる…。

 

と、自分はそんなことを感じているのだが、それを職員さんたちに理解してもらうのはなかなか難しい…。

 

 

(2011年2月25日発信)


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