介護生活 119番!


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白内障の手術へ付き添い…。

今日は、老人ホームに入所しているおばあちゃんの白内障の手術の日。
ご家族から、一切合財頼まれているので自分が付添いで付いて行く。
手術は15分くらいで終わると説明を受けていたので甘く見ていたら、手術の2時間くらい前から、数種類の目薬を10分おきに入れたり、改めて様々な説明を受けたり…と、昼食を食べる時間もなく夕方までかかってしまった。
手術は、入院でも日帰りでもできるのだが、89歳のこのおばあちゃんの場合、入院するなら付添者も泊まるように言われたので、それはできない…と迷わず日帰りを選んでの手術になった。

 

しかしまあ、昼飯も食べられず大変だったのだが、いろいろな体験がかなり面白かった。
今日の手術は7人行われたのだが、この方々が待合室で様々な会話をして手術の順番を待つ…。
白内障ということで、皆さんある程度高齢の方々で、それぞれ結構マイペースで会話して会話が微妙にかみ合わないのだけど、これがまた面白い会話になるのだ。
自分が連れて行ったおばあちゃんは、「何歳ですか?」と聞かれたら、年齢のサバを読むし、それぞれの方がそれぞれを「お若い…」とか褒め合っていた。
一人べらんめぇ口調のおじいさんがいて、この人がまた面白いことを言う。
看護婦さんが説明に来るのだが、人の話はほとんど聞いてない。
10分おきに数種類の目薬を差すのだが、何度か「まちげぇた!」と声を出していた。
本気で言っているのか、笑わそうとして言っているのかわからないが、この人の手術は難しい手術になるようで、「失敗したら、角膜移植になる…」なんてことを、「しゃあねやなぁ…」なんて言いながら説明していた。
とにかくまあ、この待合室で手術を待つ人たちの会話は、演劇脚本になる題材だと思った。
自分の番が近づくにしたがって、緊張感が出てくるし、自分が連れて行ったおばあちゃんは最後の番だったので、一人一人の人が呼ばれて行くのを見送った…。

 

いやあ、面白かった…。
いつか、書きますよ、これ…。

 

 

(2011年6月29日発信)


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