倒産社長!再起への「道」!!


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良い蜘蛛?悪い蜘蛛?

子供の頃、朝見る蜘蛛は良い蜘蛛だけど、夜見る蜘蛛は悪い蜘蛛だから捕まえて殺さないといけない…と言われたことがある。
そのままずっと今の歳になるまで、そのことは頭の中にあったので、朝見つけた蜘蛛はそのままにしていて、夜蜘蛛を見つけると捕まえていた。
見るからにグロテスクなその姿は、見つけると何となく嫌な気分になるのだが、先日の自宅競売開札の時、その会場で自分の物件の開札が始まる直前にふと見た足もとに蜘蛛を発見した。
何となく嫌な気分になってあせったのだが、朝見る蜘蛛は良い蜘蛛…と自分に暗示をかけるようにした。
競売開札の結果は、望んでいたようになって、やはり良い蜘蛛を見たから…と、自分の中では解釈するようにしていた。
そして昨日、子供の野球の準々決勝戦を見に行けない…という朝、新聞を取りに行って郵便受けに蜘蛛の巣を発見して、たぶん勝てる…と思うようにして、…そして、勝った。

 

さて、今日…。
午前中の準決勝戦に勝って、決勝戦前のお昼の時、自分の弁当の入った袋に蜘蛛が入っていた!
自分の中では、すでに蜘蛛を発見すると縁起がいい!…という気持ちに自然になるようになっていて、何だか決勝戦も勝てるような気がした。

 

インフルエンザの6年生のレギュラーは、今日も出てくることはできず、昨日に続いてウチの小3の長男がセカンドに入った。
お父さんたちは、いつもまとまって試合を見ているのだが、さすがに今日はヒヤヒヤで自分だけ離れた場所で見ていた…。
決勝戦は1回に相手に4点を先行され、その後も1点取られて苦しい展開。
これを1点ずつ返していき、1点差で6回裏の我チームの攻撃…。
ツーアウトから四球で出たランナーが盗塁で塁を進めた。
しかし、ここで打順は下位打線。
人数の少ない小学生チームの下位打線はまず打てない。

 

…が、しかし!
ここで、ヒット!
まず、同点!
そして、何と!ウチの娘…。
盗塁でランナーが進んで、1本出れば逆転のチャンス!
普段、まるっきり打てないウチの娘なのだが、これが三遊間に内野安打!
ランナーが一気にホームに帰って来て、何と!逆転!!

 

最終回の相手の攻撃を抑えて、何と、何と…、優勝した!

 

いやあ、驚いたし、感動した。
子供の野球なのだが、大人もかなり本気になっているので、もう大騒ぎだ!
監督、コーチは抱き合って泣いているし、お母さんたちも号泣だ。
思えば、ウチの子供たちは引っ越すことを覚悟して、昨年末に野球部を辞めることを話したのだ。
それが、こうして引っ越さずに済むことになって、優勝も経験できて…。

 

ちなみに、ラッキーにも小3にして優勝の瞬間を味わったウチの長男は、試合では3三振。
家に帰って来て、双子の次男に、
「少なくともオレなら3三振はしない…」とダメ出しをされていた。

 

…ふと、蜘蛛のことを考えた。

 

夜、ネットで調べてみると、やはり朝の蜘蛛、夜の蜘蛛…ということは言われているらしい。
でも、地域によっては夜の蜘蛛も縁起がいいと言われている所もあるようだ。
これからは、夜の蜘蛛にもやさしくしよう…。

 

グロテスクで、嫌いだった蜘蛛…。
これからは、蜘蛛が好きになりそうな、そんな出来事が続いたこの1週間だった…。

 

 

(2009年4月19日発信)


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